地域に根付き、地域の情報を大切にする区‐葛飾区の折込広告の可能性

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来週配布の新聞折込に役立つ地域特性シリーズ、今回からは葛飾区に入ります。
葛飾といえば観光地である柴又が思い浮かびますが、この区の商圏のとらえ方とは?
葛飾区内でお店を営む方はもちろん、23区東部をターゲットと考える企業は必読のシリーズです。

葛飾区ってどんな区?

南はJR総武線・新小岩駅から、北は埼玉県の三郷市・八潮市に隣接し、東は利根川流域から西は荒川沿いの小菅まで。
区内中心を旧中川、新中川がはしり、京成線、常磐線が通勤の足として活躍する葛飾区。

地理的には、そんな広範囲に広がる葛飾区。皆さんはどんな印象を抱くでしょう?

  • 映画「男はつらいよ」の舞台、柴又駅や帝釈天
  • 演歌でも歌われた、矢切の渡し
  • 漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台、亀有周辺、そして水元公園
  • 散歩系雑誌で脚光を浴びた、立石商店街

どことなく昭和の香りが漂う区。そんなイメージではないでしょうか。
そんな葛飾区。実は「男はつらいよ」や「こち亀」に出てくるような、自宅の裏には町工場といった風情は、現在の葛飾区もそのまま踏襲しています。

そう。家族経営の町工場。元気な商店街。点在する小さな散策スポット。そのようなイメージで語られる葛飾区。

さて、23区の中における葛飾区の位置づけや特徴は、どのようになっているのでしょうか。

老年人口割合も年少人口割合も高い葛飾区

葛飾区で特徴的なデータは、区内の人口構成における、年齢3区分別の人口割合でしょう。
年齢3区分別人口とは、人口構成を老年(65歳以上)、生産年齢(15~64歳)、年少(0~14歳)に分け、それぞれの人口数や全人口に占める割合を算出したものです。
その統計で見てみますと、老年人口の割合と年少人口の割合が、23区中第4位と、他の区と比較し高い割合を占めています。
しかし、生産年齢人口を見てみると、23区中第22位となっています。

一見不思議なこの現象。実は理由があるのです。

女性の出産年齢が早い

女性の出産年齢を年齢区分別にみると、15~19歳、そして20~24歳がともに23区中第2位となります。20~24歳に出産する割合は、全出産年齢の1割を超えている状況も存在します。

世帯構成人員数が突出している

1世帯当たりの構成人員数は、23区中第3位。さらに、世帯人員「5人」「6人」の割合が、23区中第1位なのです。
また、3世代家庭も多く、戸建て住まいの世帯も多くを占めているため、子育てがしやすい環境があるのです。

つまり、生産年齢人口の少なさに比して老年・年少人口が多いというのは下記のような理由があるのです。

  • 出産時期が早く2人以上の子がいる家庭が多いこと
  • 3世代同居家庭が23区内では多い方であり、子育てがしやすい

「男はつらいよ」に描き出される、大家族の世帯構成。葛飾区には、いまでもこの傾向が存在するのです。

「区内就業者」と「自宅就業者」の割合が高い

葛飾区には、もうひとつの特徴があります。

昼夜間人口比率は23区中20位。昼間は区外に就業/通学している割合が高いのですが、区内就業者が23区中3位、自宅就業者にいたっては、23区中第1位を誇っています
また、家族従業者も第5位と、かなり高い割合です。

これは、家族経営の小規模町工場がいまだ健在であることを示しています。

このことからも、寅さんの家の裏にあるたこ社長の工場のような様子がいまだ存在する、ということをうかがい知ることができるのです。

「東京新聞」の購読者数割合も高い

地域内に就業場所を持ち、生活と密接に関わっている。これが葛飾区の一面を物語っています。

それを反映するかのように「東京新聞」の購読者数は、23区中4番目というデータが存在します。
地域内で完結する生活を営む人々にとって、地域の情報を毎日届けてくれる東京新聞は、大切な情報源となっている、ということができるでしょう。

新聞折込広告の有効性

なるべくローコストで広く情報を伝えたい場合は、新聞折込広告はとても有効な手段です。もちろん、葛飾区のようなオートロックの少ない古い一戸建て住宅が並ぶ地域は、ポスティングも有効と考えられます。
しかし、地域情報を大切にする傾向がみられる地域には、即座に廃棄される可能性の高いポスティングよりも、新聞の方が信用性が高く、目をとおす確率が高まります。

競合が多い、商圏または沿線での認知度が低いなどを含め、ターゲットユーザーへのアピールやタッチポイントの脆弱さに悩まれている経営者のみなさま、まずは一度新聞折込広告を検討されてみてはいかがでしょうか。

東京中日企業では、首都圏の地域紙・東京新聞のグループ会社である強みをいかして、葛飾区の新聞販売店と協力体制を取りながら的確な販促をご用意しております。
新聞折込広告を始め、葛飾区で各種販促をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

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test エディター:津倉 深根雄
Web業界(主にEC業界)に十数年身を置いていたフリーライター。
葛飾区は、5年程前まで金町に縁があり、よく散策していました。スーパーがまるで路地のように抜け道として機能している町の構造は、さすがに仰天。いまでは他の地域と同じように駅前再開発が進んでいます。次回以降の散策では、歴史と今が混沌とする様子をお伝えしたいと思います。