ノープランで川のほとりと学生街をぶらぶら散策-高田馬場・早稲田散策

前回は、新宿区の歴史を物語る地区、新宿御苑から市ヶ谷・神楽坂を歩きました。

※新宿区の散策記事はこちらをご覧ください。

20~30代が中心の街、中野区。若者が集まるその理由を探ってみると・・・?

2017.10.10

今回は、高田馬場から早稲田まで歩きます。
いつもはある程度事前に調べてきますが、今回はまったくのノープラン。
さて、どんな散策になるのでしょうか?

高田馬場駅に到着

JR山手線・高田馬場駅ホームに降り立つと、まず気づくことが発車メロディー。
アニメ・鉄腕アトムのメロディーです。
手塚治虫の生み出したロボットアニメ、鉄腕アトムの中で、アトムが生まれた場所が科学省のある高田馬場という設定になっています。
そのため、高田馬場の発車メロディーは鉄腕アトムの主題歌が選ばれました。

現在でも手塚プロダクションの本社は高田馬場にありますが、スタジオは新座市にあり、新座駅でも同じくアトムの主題歌が発車メロディーとして採用されています。

高架下

改札を出て、JR線の高架下に降りると手塚作品のキャラクター勢揃いの壁画が。
この1面だけでなく全部で3面に描かれています。

早稲田通りに出る

普段は自転車で散策する私ですが、今回は電車&歩きです。
なぜならば・・・

早稲田通り
これは高田馬場駅前の写真です。
信号のタイミングから交通量が少なく見えますが、短い間隔に交差点がいくつもあり、人通りも多いです。
特に朝方や夕方から夜にかけては、バスも多く加わるため交通が入り乱れています。

早稲田通り全般、自転車にとってあまり良い環境とは言えません。
路肩の少ない車道に加え交通量が多く、トラック・バスの往来も多いのです。
特に早稲田から高田馬場間は、人と自動車が入り乱れ、高田馬場は交差点や信号も多いため、非常に神経を使う道です。

自転車を利用される方は、裏道やすぐそばにある神田川沿いに出ますと平和にサイクリングを楽しめます。

神田川沿いから裏道を散策する

ということで、交通量と人通りの多い大通りを避け、神田川沿いから裏道に入ります。


早稲田通り沿いは幹線道路ということもあり、チェーン店が軒を連ねています。
それに対し、すぐそばを流れる神田川沿いに入ると表通りとは違った風情の個人店が姿を現します。


見た目はシチュー食べてみると挽肉の甘辛カレーという一風変わった白いカレーが楽しめるお店や、                                              カツレツをテーマにした店舗、またランチタイムということもあり、比較的定食屋が多い様子。
オフィスエリアや学生街からも距離があるため、窓からのぞき込むとランチタイムでも席に余裕がある様子が見受けられます。

神田川から西早稲田の路地裏へ

神田川から離れ早稲田通りと川の間をつなぐ細い路地に入り込むと、一転して下町の路地の光景が。
この一帯は『西早稲田』となり、周辺は早稲田通りを頂点とし、神田川に向かって坂道が続きます。
江戸時代までは、この周辺は台地にあるのどかな田園地帯でした。「高田馬場」の「高田」や、「早稲田」という地名が、往時の様子を物語っているのです。

西早稲田の路地裏に迷い込むと、このような不安定な三叉路の路地が姿を現します。
この路地を江戸時代の地図と重ね合わせると、なんと田んぼの畦道や水路がそのまま重なります。
言ってみれば、景色は違えど歴史をそのまま歩く。そんな路地だったりします。

早稲田へ

ふたたび早稲田通りに出て、早稲田に到着。
言わずと知れた、早稲田大学の所在地です。
有名大学の所在地だけあって、付近には昔ながらの古本屋が軒を連ねています。

定食屋を覗いても、多くがボリューム満点の店ばかり。
当然と言えば当然ですが、基本的に学生向けの飲食店が多く、価格も抑えられています。
油そばのお店も多く、列に並ぶ学生の姿も。

私も学生の頃はこういった定食も余裕で食べまだ足りない、などと言っていましたが、さすがにあれから十数年・・・。
いまでは油のにおいだけでもうおなかいっぱい、となってしまう年になってしまいました(笑)
今考えると、あの食欲は何だったのだろう・・・?

また、この周辺の店舗は入学シーズンになると、早大生限定のアルバイト募集の看板も。
他の学生街も似たような看板はありますが、早稲田は個人店や小さなチェーン店ではかなりの割合で見られます。

さて、ノープランで挑んだ今回のぶらぶら散策ですが、裏道に入ると意外な発見もあり、学生街では油のにおいにやれられた散策となりました(笑)

しかし、意外な発見もいくつかあったのですが、それは次回のまとめ編でご紹介しましょう。

test エディター:津倉 深根雄
Web業界(主にEC業界)に十数年身を置いていた、モータースポーツ大好きなフリーライター。
夫婦でシクロツーリスト(自転車旅人間)。新婚旅行は本州~九州縦断の自転車旅。
この時、「人の心を動かすのは、サービス内容や集団ではなく、人のキャラクターとの触れ合い」なことを悟る。