駅前だけで食い倒れ(笑)ボリューム満点からおふくろの味まで-大塚駅前散策

豊島区区商圏分析シリーズ散策編の1回目は、「大塚駅前」を歩きます。
いや、予定では雑司ヶ谷まで歩く予定だったのですが・・・
大塚駅前、ご紹介したいお店がなんせディープ。駅前だけで勘弁してください(笑)

それでは少し歩いてみましょう!

駅前東口に出る

大塚駅に到着し、東口に出ます。
いかにも雑多な下町風情の駅前。すぐそばに池袋があるとは思えない、庶民的な雰囲気を醸し出しています。

駅前ターミナルの右手方向を見てみると・・・

そこには都電荒川線が。
しかも、歩道には踏切もありません。「電車が来ます」の案内表示のみ。

都電荒川線は路面電車という体になっていますが、そのほとんどが道路と面しておらず、柵で囲われ専用の軌道を通っています。
しかし大塚駅周辺のいくつかのポイントでは、ほぼ路面電車の風情を残しています。

都電荒川線の大塚駅もJR大塚駅の高架下。

この辺りは、自社ビルを持つ国の事業を請け負っている土建コンサル会社がひしめいており、オフィス街としても相当にグレードの高い地域でもあります。

しかし、それを感じさせない庶民的な店舗もひしめき合い、墨田区や葛飾区、江東区など23区東側の下町にも劣らない商店がひしめいている地域なのです。

さて、この荒川線を囲むように、個人経営の有名な名店が2店舗あります。
それは、というと・・・?

おかみさんの優しさが光る「北大塚ラーメン」

まず1店目。
大塚でラーメンと言えばここ、「北大塚ラーメン」です。

以前はランチ営業もあり、この時間(朝10時半)には開店していたのですが、残念ながら現在は夕方5時からの営業になっています。残念ながらこの日はラーメンにありつくことはできませんでしたが、以前何度か寄ったことがあります。
こちらのラーメンは、特にチャーシュー麺がおすすめ!
チャーシューはほぼ角煮の味付けで、触感も薄切りにした角煮そのもの。
それを、喜多方ラーメンのように3~4cm四方の大きさにカット、器前面に敷き詰められています。

これがもう、絶品!

ご夫婦で営業しているお店なのですが、おかみさんのたまに発する

「みんなおなかすいてるね、いっぱい食べなね」

などという言葉が、身に染みるのです。

味もさることながら、おかみさんの温かさがこのお店の一番のスパイスなんじゃないか。そう思える優しいラーメン店です。

遠慮のないおにぎり。「おにぎりぼんご」

こちらも有名なおにぎり店、ぼんごです。

ここのおにぎりは作り置きをしません。
注文してから握るのです。
もちろん具沢山。塩気もちょうどよく、海苔は「パリッ」と。。。
なによりも特徴的なのが、賛否両論あるでしょうが「おばちゃんが素手で握っている」こと!
個人的にですが、素手で握る方が圧倒的においしいんです。おにぎりって。
(不安ならば、ビニール手袋をはめて握るおにぎり屋さんに行くことをお勧めします。)

ただし。

大の人気店のため、11時30分の開店時間に入っても、1時間待ちなんてことはザラ。
電話予約も受け付けているので、そちらを利用するのも手かもしれません。

まぁ私としては、自分で握ったおにぎりが一番好きな具、好きな塩加減にできるので、1時間待つかと言われると・・・ゴニョゴニョ(;´・ω・)

おふくろの味が欲しい方は、待ってでも欲しくなるおにぎりであることは確かです。

西口に移動

ガード下を抜け、西口に移動します。
ここでも、都電荒川線がほんわかと走り抜けてゆきます。

北大塚ラーメン、ぼんごにフラれた私。なにかおなかを満たすものを、と探してみると・・・

なんと!
こんなところに「柏屋」が!

柏屋と言えば、私が学生時代を過ごした福島県郡山市の老舗和菓子店です。
当時私が住んでいたすぐ近くに本社があり、

ここの代表的な銘菓と言えば、「薄皮饅頭」と「檸檬(れも)」
特に薄皮饅頭は甘すぎない滑らかなこしあん、しつこくない粒あんの2種類があり、価格も郡山価格と同じ97円!(2017年現在、税込み)

デパートや物産展で見かけることはありましたが、大塚で独立した店舗を持っているとは知らなかった・・・。

思わず入店、薄皮饅頭のこしあんと粒あん、そして郡山では大手銘菓店が非常に高いレベルでその風味を競い合っている「くるみゆべし」の「もちずり」を購入。
郡山訛りの店員さんと会話を楽しみながら、ウキウキとお店を後にします。

なお、くるみゆべしは郡山では「大黒屋」「かんのや」などが有名で、いずれも香ばしい鬼ぐるみを使っています。
特にかんのやさんのゆべしは、アンテナショップにも置いています。
対し、大黒屋のくるみゆべしはこれらの中でもピカイチのおいしさを誇っていますが、賞味期限が短くアンテナショップでも手に入りません。
現地に行くか、大黒屋Webサイトの通販ページから取り寄せるかのどちらかの方法でしか手に入らないのです。

さて、大塚散策はまだまだ続きますが、今回はいったんここまでにしましょう!
大塚、駅前だけでもボリューム満点、とても1回ではご紹介しきれません。

次回は、さらにおいしいお総菜を携え、雑司ヶ谷まで歩きます。

お楽しみに!

test エディター:津倉 深根雄
実は以前、数か月だけ大塚に通っていた時期がありました。
そのころから「このまち、わき道にそれたら帰りたくなくなる!」そんな雰囲気を感じていました。
今回歩いてみて、やはり1回では終わり切れないボリューム。あー、また行きたい!そして食い倒れたい(笑)